「そもそも、大半の人は、どうすれば”深く考える”ことができるのかがよく分かっていない」 ドキリとした。この本の冒頭にある一節だ。 まさに自分のことだ、と感じたからだ。 子どもの頃から、一生懸命考えているようで、実は何も前に進んでおらず、時間ばか…

「相手の立場に立って考えましょう」 「私の長所は、相手の立場に立って考えられることです」 よく使われる「相手の立場に立つ」という言葉。 しかし、「果たして自分は本当の意味で使えているだろうか？」、と考えさせられることがあった。 佐々木圭一さん…

この世の中の事象がすべて、「科学的」と「非科学的」の二項対立だったとして。 「魔力」とはどちらだろう。おそらく、「非科学的」な方に分類されるのではないだろうか。 しかし、そのタイトルとは裏腹に、この本には「科学」に裏打ちされたエッセンスが詰…

ほとんどの人が、たった「7％」のことにとらわれるあまり自滅する。 これは、私が新卒の就職活動時に大きく感銘を受けた教えだ。 その「7％」とは、「話の内容」のことだ。 社会心理学に「メラビアンの法則」という概念がある。 これは「相手に与える印象の…

最近、「メモ活」が一種のブームだ。 メモに関する書籍も多く出ており、大ベストセラーになったものもある。 一方で、世の中はデジタル全盛。 わざわざ紙とペンでメモをしなくても、PCでタイピングでも良いし、スマホのフリック入力や音声入力の方が早くて便…

先日、ランチに入ったファミリーレストランでのこと。 僕のすぐ近くの席に、小さな男の子2人とお母さんのご家族連れがいた。 「1人で男の子2人を見るのは大変だなあ」なんて思いながら過ごしていたのだが、聞こえてくる会話に、少し気になる点があった。 「…